・ドラマVIVANTについて私の見解。
(私の経験から考察してみました)
ー子供の心臓の病気の表現でおかしな点。
この子供の病気の状態で何の処置もせず
あの環境下では普通に暮らせていないはずです。
暮らせたとしても、酸素ボンベ無しに生活が
できません。
ーサチレーションの数値
また、日本での入院時でのおかしなところ、
サチレーションが85を下回ることは
多々ありますので、85では緊急には陥りません。
ー心臓を触る場合、普通に「死」につながる。
下手すると55~65なんてこともよくあります。
そうなると、何等かな処置が必要ですが、十分な
準備なしに手術には入れない病気ですから、
だましだまし、無菌室、加酸素室などで乗り切り
手術の段取りとなるでしょう。
ー人工心肺を使う場合300万近くかかる?
人工心肺を使う手術になると、全身麻酔から
様々な処置が必要になるため、簡単には使えない
装置になります。装置を見たらわかるのですが、
使うたびに機械の洗浄やチューブの交換など
メンテナンスが大変になりますので、装置を
使うのに高額になるのはなんとなく理解が
できます。もしかするとメーカーからのリースで
メンテナンスも行ってるのでしょうか?
(※個人差や病院、時代背景によって価格は変わります)
ーファロー症候群のクセ。
「ファロー四徴症」と呼ばれています。先天性の
心疾患で心臓の複合疾患となります。
心臓に欠陥があるということは、酸欠に陥りやすく
体全体がチアノーゼ(黒紫系の色)になる。
ドラマではそんな表現が無かった。
上記で述べた通りなんの処置をしない中では
サチレーションが85ではとどまらず、チアノーゼに
なるはずです。
ドラマのストーリーとは全く関係がありませんが、
私の経験から気になったので書き込みました。笑
来週が楽しみですね。ありえないストーリーですが、
主演人の皆さんが映画品質ですね。
補足:ドラマ「下町ロケット」に出てきた人工弁
なんかも、この病気には必要な技術になりますが、
ドラマで表現されていた人工弁よりもいいものが
現在使われてると思われます。ただ、どんなにいい
部品でも体に不純物を装着するので血液の凝固を
さけながらの生活が不可欠となり、凝固により弁が
塞がって固着したら命取りとなりえます。泣